
学割でMacを買ったら注文キャンセル!?
Appleの学割(学生・教職員向けストア)は、学生や教職員がMacやiPadを通常よりも安く購入できる魅力的な制度です。特に、高性能なApple製品をお得に手に入れられるため、多くの人が活用しています。
私もこの制度を利用して、「Mac Mini M4」を学割で購入しようとしました。しかし、いざ注文を確定したところ、まさかのキャンセル通知! 理由がわからず困惑し、Appleに問い合わせることになりました。
実は、Appleの学割には「購入制限」があり、一定期間内に購入できる台数が決まっているのです。この制限を知らずに注文すると、私のように突然キャンセルされる可能性があります。
本記事では、Appleの学割の購入制限について詳しく解説し、実際に私が体験した「注文キャンセル」の経緯とその対処法を紹介します。これから学割を利用しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください!
Appleの学割とは?
Appleの学割(学生・教職員向けストア)は、学生や教育関係者が対象のApple製品を特別価格で購入できる制度です。大学生や専門学生だけでなく、教職員やPTA役員も対象となるため、多くの人が利用できるのが特徴です。

対象者は?
Appleの公式情報によると、学割を利用できるのは以下のような人々です。
- 大学・高等専門学校・専門学校の学生(進学が決まった新入生も対象)
- 大学受験予備校生(電話注文が必要)
- 小・中・高・大学・専門学校の教職員
- PTAの役員(活動中または選出決定済みの方)
特に、大学進学が決まった新入生や、保護者による代理購入も可能という点は、知らない人も多いかもしれません。
購入できる製品は?
Appleの学割では、すべてのApple製品が割引対象になるわけではなく、MacシリーズとiPadシリーズがメインの対象となっています。
✅ 学割価格で購入できる製品
- Mac(デスクトップ、Mac mini、ノートブック)
- iPad(iPad Pro、iPad Air、iPad など)
- Apple PencilやMagic Keyboardなど、一部のアクセサリ

❌ 学割対象外の製品
- iPhone、Apple Watch、AirPods、アクセサリ類(大半)
- 整備済製品や他社製品(サードパーティ製アクセサリなど)
つまり、「MacやiPadを安く買いたい人」にはお得な制度ですが、iPhoneなどは対象外なので注意が必要です。
このように、Appleの学割には利用できる対象者や製品にルールがあります。しかし、さらに注意すべきなのが「購入制限」の存在です。
Appleの学割には購入制限がある!
Appleの学割を利用すれば、MacやiPadを通常価格よりも安く購入できます。しかし、無制限に何台も購入できるわけではありません。Appleは学割を適正に利用してもらうため、1年間の購入台数に制限を設けています。
1年間に購入できる台数は?
Apple公式情報によると、1年間に購入できる学割対象製品の台数は以下の通りです。
製品カテゴリ | 購入制限(1年間) |
---|---|
デスクトップ(iMac、Mac Studioなど) | 1台まで |
Mac mini | 1台まで |
ノートブック(MacBook Air、MacBook Proなど) | 1台まで |
iPad(すべてのモデル) | 2台まで |
アクセサリ(Apple Pencil、Magic Keyboardなど) | 2つまで |
この制限は、「1年間に1台」ではなく、「1年間にそれぞれのカテゴリから1台ずつ」購入できるという意味です。たとえば、Mac miniとMacBookの両方を1年間に1台ずつ買うことは可能ですが、Mac miniを2台買うことはできません。
「1年間」とはいつからいつまで?
ここで気になるのが、「1年間」の定義です。
Appleは明確に「年度単位(1月~12月)」なのか、「購入日から1年」なのかを明記していません。しかし、過去のユーザーの報告を参考にすると、「購入日から1年間」の可能性が高いです。
そのため、過去1年以内にすでに学割で購入した製品がある場合、新たな注文がキャンセルされる可能性があるので注意しましょう。

上限に達するとどうなる?
学割の購入制限に達してしまった場合、注文を確定してもキャンセルされてしまうことがあります。私も実際にこの制限に引っかかり、注文がキャンセルされました。
実体験:なぜ注文がキャンセルされたのか?
Appleの学割には購入制限があることを知らずに注文をした結果、私のMac Mini M4の注文はキャンセルされてしまいました。ここでは、その経緯を時系列で詳しく紹介します。
① 2025年2月23日:学割で「Pro Appバンドル」を購入
この日、Appleの学割を利用して「Pro Appバンドル」を購入しました。これは、Final Cut ProやLogic Proといったプロ向けアプリがセットになったソフトウェアパッケージです。
ソフトウェアの購入なので、ハードウェア(MacやiPad)の購入制限とは関係ないと思っていました。
② 2025年3月1日:Mac Mini M4を学割で注文
新しいMacが必要だったため、Appleの学割を利用してMac Mini M4を注文しました。注文は問題なく確定し、Appleからも通常の注文確認メールが届いていました。
しかし、数時間後に確認すると、注文がキャンセルされていたのです。理由が分からず困惑し、Appleのサポートに問い合わせることにしました。

③ 2025年3月2日:Appleに問い合わせる
Appleの学割ストアに関する問い合わせは、0120-993-993の番号で受け付けています。そこで、注文がキャンセルされた理由を確認するために電話をしました。
担当者に状況を説明したところ、以下のことが判明しました。
- 「学割の購入制限に達していたため、注文が自動的にキャンセルされた」
- 「24時間以内に制限解除のメールが送られるので、再度注文を試してほしい」
つまり、私はすでに学割の購入上限に達していたため、新たな注文ができなかったのです。ただ、Apple側で上限解除の手続きをしてくれるとのことで、しばらく待つことになりました。
④ 購入制限の判定基準は?
この時点で疑問だったのが、「過去に購入したPro Appバンドルが制限に関係しているのか?」 という点でした。Appleの公式情報では、学割の購入制限はMacやiPadのハードウェアに適用されるとされており、ソフトウェアの購入が影響するとは明記されていません。
しかし、今回のケースでは、何らかの理由でPro Appバンドルの購入が制限に影響した可能性も考えられます。もし同じような状況になった場合、Appleに直接問い合わせるのが確実な方法でしょう。
学割の制限に引っかかったときの対処法
Appleの学割で注文がキャンセルされると、焦ってしまうかもしれません。しかし、適切に対処すれば再度購入できる可能性があります。ここでは、学割の購入制限に引っかかったときに取るべき具体的な対応を紹介します。
① まずはAppleに問い合わせる(最優先!)
Appleの学割購入に関するトラブルは、Appleサポートに問い合わせるのが最も確実な方法です。私も実際に問い合わせたことで、購入制限に達していたことが判明しました。
🔹 問い合わせ先(学割ストア関連)
📞 電話番号:0120-993-993(Appleの学割ストア窓口)
🕒 受付時間:9:00~21:00(年中無休)
注文がキャンセルされた理由が分からない場合、「学割の購入制限に引っかかった可能性がありますか?」 と直接尋ねると、スムーズに対応してもらえます。
② 上限解除の手続きを依頼する
Appleの学割には購入制限があるため、制限に達すると新たな注文ができません。ただし、Apple側で上限解除の手続きをしてくれる場合もあるので、問い合わせ時に「制限を解除してもらうことは可能ですか?」と確認してみましょう。
私の場合、Appleのサポートから『24時間以内に制限解除のメールが届く』と案内されました。その後、メールを受け取ってから再度注文するように指示されました。
③ どうしても購入できない場合の選択肢
もし、Appleのサポートでも購入制限の解除ができなかった場合、以下の選択肢を検討できます。
1️⃣ 学割を適用せずに購入する
- 学割なしの通常価格で購入する方法。割引はなくなりますが、すぐに注文できます。
- 学生向けのAppleローン(分割払い)を利用するのも1つの方法。
2️⃣ 翌年まで待つ
- 学割の購入制限は「1年間」なので、次の年になればリセットされる可能性が高いです。
- すぐに必要でなければ、学割の適用を待つのも選択肢。
3️⃣ 家族の名義で購入する(条件付き)
- 大学生・専門学生の場合、親の名義で代理購入が可能(Apple公式情報より)。
- ただし、教職員の場合は代理購入不可。
④ キャンセルを避けるために事前にできること
学割の購入制限に引っかからないために、事前に以下の点をチェックしておくと安心です。
✅ 過去1年間の購入履歴を確認する
- Appleの「注文履歴」から、学割で購入した製品をチェック。
- 特にMacやiPadを複数回購入していないか注意。
✅ 学割で購入する前に、Appleサポートに相談する
- 「この製品を学割で購入できるか」を事前に問い合わせる。
- 制限に関して不明な点があれば、事前確認がベスト。
✅ 学割の利用ルールを把握しておく
- この記事で紹介した「1年間の購入台数制限」をしっかり理解しておく。
これらの対策をしておけば、スムーズに学割での購入を進めることができ、注文キャンセルを防ぐことができます!
他の人のケースは?
私のケースでは、学割の購入制限に達していたことが原因でMac Mini M4の注文がキャンセルされました。しかし、実際にネット上で調べてみると、学割を利用した購入がキャンセルされたケースは意外と多いようです。ここでは、他の人が経験したキャンセル事例を紹介します。
① すでに購入制限に達していたケース
🔹 ケース1:昨年Macを買っていたことを忘れていた
「学割でMacBook Airを購入しようとしたら、注文後にキャンセルされた。Appleに問い合わせたところ、昨年Mac miniを学割で購入していたため、購入制限に引っかかったと言われた。購入制限は『購入日から1年間』らしく、ちょうど1年経過するのを待って再注文することに…。」
🔹 ケース2:iPadを2台買っていたためキャンセル
「今年に入ってiPad Proを学割で購入。その後、iPad Airを追加で注文したらキャンセルされた。調べたらiPadは1年間に2台までしか買えないらしい。最初に買ったのが2024年12月だったので、2025年12月までは追加購入できないとのこと…。」
② 身分証明の問題でキャンセルされたケース
🔹 ケース3:学割の対象外と判定されてしまった
「大学院のオンラインコースを受講しているが、学割でMacを買おうとしたらキャンセルされた。Appleに確認すると、自分の通っているオンライン大学は学割対象外の教育機関だったとのこと。購入前に確認すべきだった…。」
🔹 ケース4:PTA役員として購入しようとしたが、証明が必要だった
「PTA役員として学割でiPadを買おうとしたが、注文後にキャンセル。Appleに問い合わせたらPTA役員は証明書が必要と言われた。結局、証明書を提出しないと購入できなかった…。」
③ 支払い方法やApple IDの影響でキャンセルされたケース
🔹 ケース5:Apple IDの登録情報が原因でキャンセル
「大学のアカウント(.eduのメール)とは別のApple IDで購入しようとしたら、注文後にキャンセルされた。Appleに問い合わせたら、学割の確認が取れなかったらしい。大学のメールアドレスを登録しているApple IDで再注文したら通った。」
🔹 ケース6:分割払いの審査に通らずキャンセル
「Appleの学割ローンを使おうとしたが、注文後にキャンセルされた。調べてみると、分割払いの審査に落ちると自動キャンセルされることがあるらしい。仕方なく一括で買うことに…。」
学割キャンセル事例から学べるポイント
これらのケースから、学割での購入をスムーズに進めるためのポイントをまとめると…
✅ 購入制限を事前に確認する(過去1年間の購入履歴をチェック!)
✅ 学割の対象となる教育機関かどうか事前に調べる
✅ 身分証明が必要な場合は、準備しておく
✅ 支払い方法(クレジットカード、分割払いなど)も影響する可能性がある
まとめ:学割を使うときに気をつけるべきポイント
Appleの学割は、学生や教職員がMacやiPadを通常より安く購入できるお得な制度です。しかし、購入制限があることを知らずに注文すると、私のように突然キャンセルされてしまう可能性があります。
この記事では、私の実体験をもとに、Appleの学割の購入制限や、注文キャンセル時の対処法について解説しました。最後に、学割をスムーズに利用するために気をつけるべきポイントをまとめます。
✅ Appleの学割を利用する前に確認すべきこと
🔹 1年間の購入制限を把握する
➡ Mac(デスクトップ・Mac mini・ノートブック)は各1台まで、iPadは2台まで
➡ 過去1年間の購入履歴を確認しておく(Appleの注文履歴でチェック)
🔹 学割の対象者であることを確認する
➡ 大学生・専門学生・教職員・PTA役員などが対象(一部、証明書の提出が必要)
➡ オンライン大学や予備校生は、学割対象外の場合があるので事前に確認
🔹 支払い方法やApple IDの登録情報も影響することがある
➡ 学割に登録したメールアドレス(大学のメールなど)をApple IDに設定するのがベスト
➡ 分割払いを利用する場合、審査に通らないと注文がキャンセルされる可能性あり
🔹 学割で注文後にキャンセルされたら、まずはAppleに問い合わせる!
➡ 学割ストア専用窓口(0120-993-993)に連絡し、購入制限の解除が可能か確認
➡ 制限解除の手続きをしてもらえれば、再注文できることもある
💡 学割を賢く使って、お得にApple製品を手に入れよう!
Appleの学割を使えば、最新のMacやiPadを通常価格より安く購入できるメリットがあります。しかし、購入制限やルールを知らないと、思わぬトラブルに遭うこともあるので注意が必要です。
これから学割を利用しようと考えている方は、事前に購入制限や対象条件を確認し、スムーズに注文できるよう準備しておきましょう!