久しぶりの更新です。
最近はマイニングを始めて自作のWindowsPCをイジイジしてたのですが、初めての簡易水冷で手こずっているので書き残しておきます。
Ryzen 5800Xが爆熱…
ちょっと今色々調べてるんですがそもそも自分の使ってるマザーボードのせいでCPUが爆熱過ぎるかもしれません…。というのも以前はRyzen3700Xを無限五で冷やしていたんですが、TS抜きしたテレビ番組をMP4に変換するのにHandBrakeを利用している際に、必ずCPU温度がサーマルスロットリングの上限に張り付いてしまう現象が起こってます。
まだ問題を切り分けられていないのですが、この上限張り付きは3700Xでも5800Xでも起こってるのでマザーボードの設定を疑ってみる必要があるかもしれません…。
簡易水冷デビュー
3700X→5800Xに換装した時にWindowsが起動しなくなって焦ったのですがそれはただ単にBIOSアップデートすれば解決し忘れていただけでしたw
半月くらい5800X+無限五の空冷で運用していたのですが、HandBrakeエンコード中の上限張り付きが気になって初めての簡易水冷に挑戦しようと思いコスパ重視でCorsairのH150i RGB PRO Xを購入しました。
無事取り付けが完了しWindowsを起動しHandBrakeでエンコードを開始すると…
もちろんCPU温度は一瞬で90℃に達しましたが、一向にファンの回転数が上がる気配がありませんでした。
急いでぐぐってみるとiCUEというソフトウェアでコントロールするらしく、早速インストールしてみました。するとファームウェアの更新の通知が…
H150i、制御不能です!
これをクリックしたせいで貴重なゴールデンウィークの1日が潰れるとは知らずに…押してしまいました…泣
更新ボタンを押すとH150iのファンが100%で回転を始め、5分程度経って更新の失敗の通知が…。ここからはお察しの通り色々ググりまくって結局解決できたのは8時間後経ってからになりました。
一体どんな症状が出たかというと
- ファンが100%で回転し続ける(めっちゃうるさい)
- H150iの水枕のLEDが消灯している
- iCUEのソフトウェアでデバイスが認識されない
いろいろ調べたところCorsairのフォーラムにたどり着き、同じような症状が起こっている人がたくさんいることを知りました。要はファームウェアを更新しようとして詰んだ人たちですね。
そこを見ると解決策が提示されており、iCUE上でファームウェアを更新するのではなく手動でやるといいというスレが立っていました。
解決できた!!
すべて英語なのでここに翻訳して書き残しておこうと思います。
- H150iの最新(現在どのバージョンが最新かは不明)版ファームウェアをダウンロードする:LINKはこちら
- Windows10をセーフモードで再起動する:Win+Rで「msconfig」と入力しブートのタブから再起動
- Corsairのプロセスが無いことをタスクマネージャーで確認する
- CorsairのインストールフォルダーのiCUEが入っているフォルダーにある「XmcBootloader.exe」を見つけておく:自分の環境では「C:\Program Files (x86)\Corsair\CORSAIR iCUE Software」
- さっきダウンロードしたファームウェア(hexファイル)を「XmcBootloader.exe」にドラッグ&ドロップ
- 1分程で更新が完了するので(セーフモードじゃない)通常モードで再起動をしてiCUEソフトウェアを起動すると認識される
わかりやすい動画があったのでこちらもめっちゃ参考になりました。
外部サイトでは再生できないようなのでYouTubeに飛ぶ必要があるかも…
1つ注意点があります
上記の方法で解決できるんですが、一度H150iのファンの暴走を止める必要があります。
自分は暴走しっぱなしで再起動を何度もしましたが、ファームウェアの手動更新ができずにめっちゃ長い時間詰んでました…。
暴走を止めるには
PCの電源を完全に切り、接続済みのコネクタを全て再接続し直す
課題は残ってるけどとりあえずまとめ
ずーっとファンが100%で回転してるクッソうるさい環境での詰みほど辛いものはないですね…笑
5800Xがちゃんと冷えてるのか問題は残ってますが、ファンとポンプのコントロールができるようになったのでとりあえずこれでこの記事は終わりにしたいと思います…。